角折包装機とメーカー

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角折包装とは

折りたたみ包装や上包み包装ともいい、風呂敷で内容物(固形)を包むのと同じで、最後の底部分はヒートシールして止める。

(特性)

 この包装形態は、両面シール性フイルムなら単体で使用できるため安価である、子供やお年寄りでも開封に困ることがないなどの特徴がある。しかし、完全密封ができない、不定形やバラ物には適さないなどの制限もある。

(フイルム)

角折包装に使用できるフイルムとして、基本的には両面ヒートシール性のフイルムが必要となるが、OPCP共押出し(片面シール)、OPP/CPPラミネートフイルムなど片面シールフイルムも条件によっては使用できる。以下、使用例のあるフイルムを列挙した。

・防湿セロハン(MST)
OPCP共押出し(両面シール性)
OPP両面コートフイルム
・両面シール性
PET(コート品、共押等)
OPCP共押出し(シール面表側)/蒸着CPP
・レーヨン紙
/PE
・上白紙
/PEなど
PE、CPPなどの単体フイルム

(用途)

 和菓子、洋菓子などの半生菓子で多く採用されているが、菓子以外の食品、雑貨、家庭用品などにも利用されている。具体的にはカステラ、きんつば、最中、もみじまんじゅう、栗まんじゅう、マロングラッセ、ブランデーケーキ、フルーツケーキ、にぎり寿司、冷凍おにぎり、かまぼこ、石鹸、ベアリング、ビニールテープ、防臭剤など。

カステラ包装品と開封品見本

 

角折包装機のメーカーと機種紹介

角折包装機のメーカーといえば川島製作所が代表的であるが、小型機を中心にポリスター、ブラザー機械工業、寿司の製造機メーカーである不二精機も製造している。

 

川島製作所 ■GW−22MC型 小型角折包装機

<特徴>
丸いものでも四角く包む「角折包装機」のエコノミータイプ、
GW-22型のマイコン搭載機である。

▼最大50種類の製品別に、紙長さ、各種タイミング、ヒータ温度などの記憶ができ、製品切替えが簡単にできる。
▼紙送りにロール方式を採用。記憶された寸法に自動的に切断される。
▼液晶表示器に必要な情報を分かりやすく表示する。
▼ロボットや各種のオプション・装置に簡単に対応できる。
▼能力 30個
/分
▼被包装物の寸法範囲
丸 型 φ
40-90(丸)×10-40(厚さ)mm
正方形 □40-65(角)×
10-40(厚さ)mm
長方形 
40-65(W)×40-85(L)×10-40 (H)mm
注:紙寸法の関係で上記寸法の組合せが制限される。
▼標準附属装置
無駄紙防止、マークセンサー、カッターストッパー
▼包装紙巻径
φ
230mm以内(紙管内径φ75mm)
▼紙寸法 100〜
190mm
▼機械寸法・重量
長さ
1,110mm 幅765mm 高さ1,217mm 約220kg
▼価格 300万円(運賃込み、日付装置なし)

 

川島製作所 ■GW−4KMC型 角折り包装機

<特徴>
丸い製品を四角く包装する「角折り包装機」の元祖。
納入実績
7,000台は、何よりも機能の安定性を物語っている。
また、交換部品を変えることにより、あらゆる商品に対応できる兼用性においても、折りたたみ機では群を抜いている。
特に本機にはマイコンユニットが搭載され、各タイミングをコントロールしており、操作性は抜群である。

▼機械タイミングがデジタル値で簡単にセットできる。
▼包装紙の種類が多くても、紙送り台とマークセンサーの移動だけで、正確な模様合わせができる。
▼無地または連続模様の包装紙の場合でも、切断長さを実寸(mm)で設定できる。
▼紙長さ、回転数、計数、同期タイミングが表示される。
▼ヒーター断線、マークずれ、巻取紙終了、カバー開放等が発生した場合は機械が停止し、異常箇所が表示される。
▼能力 60〜
70個/分
▼製品寸法
丸 型 φ
40-90(丸)×8-35(厚)mm
正方形 40-70(角)× 8-35(厚)mm
長方形 28-70(幅)×
40-100(長)×8-35(厚)mm

※縦,横,高さが全て最大となる場合は、紙寸法との関 係で包装できないことがある。また、長方形の場合、幅と長さの関係は別に算定する。

▼標準附属装置
無駄紙防止装置、マークセンサー、製品探知センサー、温調器、ポイントシール、一括給油

※包装材質により、条件付き及び特殊仕様になる場合がある。

▼包装巻径:φ280mm 以内(紙管内径φ75mm)
▼紙 寸 法:
110mm〜190mm
▼機械寸法:
L1,780mm W1,535mm H1,255mm
▼機械重量:約
530kg
▼使用電力
モーター
200W,ヒーター400W ,その他約200W
▼別途仕様
日付装置、二重巻取スタンド、ジャッキボルト、アワーメーター、自動供給装置
▼価格
600万円(運賃込み、日付装置なし)

日本ポリスター KU−9型 自動角折包装機

▼包装機のサイズをコンパクトにすることで置くスペースやライン移動にも苦労しないですむ。誰でも簡単、シンプル操作ができる機械である。
▼20〜25個/分
▼オプション
 日付捺印装置、包装型(型1つ15〜18万円)、二重シート掛装置
▼価格 190万円
+運賃

ブラザー機械工業BK−53型 角折包装機

▼機械寸法:巾720o高さ1250o
▼機械重量:185s
▼包装速度:毎分20〜30個
▼包装寸法:丸型35oΦ
-95oΦ
      正方35o
-90o
      長方35o
-90o
▼使用電力 100V単相800W
▼フイルム最大幅 210o
▼価格 240万円
+運賃

不二精機FKP−3600 角折包装機

▼シートフィルムの直巻包装を、成形、海苔付け、折り込み、ラベル貼りまで一連の作業を行うシステム自動機である。用途はおにぎりが多い。
▼省スペースでローコストの丸おにぎりができる。
トッピングアイテムも可能である。
▼成形機(GN-2400,GS-1800)とドッキングすれば、成形から全工程を一貫して行える。
▼丸、三角、四角等、多様な形状の包装が兼用できる。
▼生産能力  
MAX3,600個/時
▼電源    
AC200V 三相(50/60Hz)
▼消費電力  
0.5KW
▼重量    約
400Kg
▼据付寸法(mm) 1,330(W)×
1,640(D)×1,310(H)
▼価格 767万円(本体)

不二精機 ■BKP−2400 小型角折包装機

直巻おにぎりの包装や、ハンバーガーの包装など幅広い商品に使える。

▼生産能力 MAX2,400個/時
▼電源  
AC200V 三相(50/60Hz)
▼消費電力・重量  
0.5KW  約550Kg
▼据付寸法(mm) 2,250(
w)×1,430(D)×1,340(H)
▼価格 580万円(本体)

主な角折包装機メーカー 

株式会社 川島製作所

(営業本部)
〒340-8568
埼玉県草加市谷塚上町434
TEL 048-927-7111  FAX 048-929-1344

http://www.kawashima-pack.co.jp/index.html

数十年前では、角折包装機といえば川島製作所しか思い浮かばなかった。それだけに技術的に安心できるメーカーである。

日本ポリスター株式会社

〒520-3114
滋賀県湖南市石部口三丁目4番13号
TEL 0748-77-6262 FAX 0748-77-6662
http://www.nippon-polystar.co.jp/index.html

日本ポリスターのコンパクト角折包装機も歴史があり、展示会でもよく見かける。比較的低価格品として人気がある。

株式会社 ブラザー機械工業

124-0001
東京都葛飾区小菅1−15−3
TEL
03-3601-8871 FAX 03-3695-9589

小型、安価が特徴である。

不二精機株式会社

〒816-8588
福岡市博多区西月隈3−2−35
TEL 092-411-2977 FAX 092-441-0954
http://www.fuji-seiki.co.jp/seihin1.html

おにぎり・寿司製造機のメーカーである。

(参考資料)
   各社ホームページ

 


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